パスポート写真の規格(サイズ・背景・不受理の理由)
パスポート写真の要件を一挙に解説。米国のサイズと頭の高さ(2 × 2インチ、頭25〜35mm、目28〜35mm)、背景色、赤ちゃんと子どものルール、不受理の理由トップ8、EU・英国・中国・カナダ・オーストラリアの規格まで。
最終更新日: 2026年9月24日
パスポート写真が不受理になる理由の多くは、30秒で確認できることです。フレーム内の頭が大きすぎる、または小さすぎる。背景が無地でない。写真が6か月より古い。このページでは、窓口の審査を通過できるかを実際に左右する要件を、米国のルール全文、EU・英国・中国・カナダ・オーストラリアの同等規格、不受理の原因の大半を占める8つのミスとあわせてまとめました。
ルールはすでに分かっていて写真だけ作りたい方は、パスポート写真メーカーで、どんな写真も下記の各規格にトリミング・背景色変更ができます。
米国のパスポート写真の規格(全チェックリスト)
米国国務省がルールを公開しており、申請の窓口ではそれがそのまま適用されます。重要な要件はすべて次のとおりです。
- サイズ — ちょうど2 × 2インチ(51 × 51mm)。
- 頭の高さ — あごの下から頭頂(髪を含む)までが25〜35mm。写真の高さの50〜69%にあたります。
- 目の位置 — 目が写真の下端から28〜35mmの位置にあること。
- 向き — 顔全体が見える正面向きで、頭がフレームの中央にあり、顔の両端が見えていること。
- 背景 — 無地の白またはオフホワイトで、影や模様、ほかの人が写り込んでいないこと。
- 撮影時期 — 6か月以内に撮影した、現在の外見を反映した写真。
- 表情 — 無表情か、自然な控えめな微笑みで、両目を開けていること。
- メガネ — 2016年から不可。ただし医師の署名入り診断書を添付した場合を除きます。
- かぶりもの — 不可。ただし宗教上の理由で日常的に着用するものは認められます(あごから額までの顔全体が見えること)。
- 服装・機器 — 制服、ヘッドホン、ワイヤレスのハンズフリー機器は不可。普段着で構いません。写真は肩から上です。
- 画質 — ピントが合い、均一に照明され、顔や頭の後ろに影がなく、赤目がないこと。光沢のある写真用紙に印刷するか、デジタルでアップロードします。
- デジタルアップロード — オンライン更新では、無地の白い背景で600 × 600ピクセル以上。
赤ちゃんと子どもの写真
どの年齢の子どもにも、それぞれ規格に合った写真が必要です。子どもはフレームに1人だけで、手、腕、おしゃぶり、支えになる椅子などが写っていてはいけません。たいていは白いシーツに赤ちゃんを寝かせて真上から撮るか、白いチャイルドシートカバーをかけて撮影します。カメラの方を向き、背景は無地の白で、トリミングは2 × 2インチ、頭の高さのバンドも大人と同じです。米国の審査では、1歳未満の乳児が目を閉じていても認められますが、それより上の子どもには通常のルールがそのまま適用されます。
不受理の理由トップ8
- 頭が大きすぎる、または小さすぎる — 25〜35mm(50〜69%)の範囲外。このミスだけで、不受理のかなりの割合を占めます。
- 目の位置が基準線より上または下 — 頭の高さだけでなく、目の位置のルールも確認されます。
- 背景が無地でない — 影、質感、物のある壁、ほかの人の肩が写り込んでいる。
- 6か月より古い写真 — 古いプリントを使い回すときによくある落とし穴です。
- メガネ — 診断書のない通常の度付きメガネも含みます。
- 顔や頭の後ろの影 — たいていは室内の天井照明が原因で、拡散した昼間の光で解決します。
- 頭が傾いている、または横を向いている — わずかな角度でも、正面向きの要件を満たしません。
- 印刷品質 — 低解像度、ピクセルが見える、写真用紙ではなく普通のコピー用紙に印刷している。
国別の同等ルール
- EU/シェンゲン — 35 × 45mm、頭の大きさは写真の高さの70〜80%、無地のライトグレーまたは白の背景、無表情、均一な照明(ICAO規格)。
- 英国 — 35 × 45mm、頭の大きさはあごから頭頂まで29〜34mm、無地のライトグレーまたはクリーム色の背景、1か月以内に撮影。ここで挙げた国のなかで最も厳しい撮影時期のルールです。
- 中国 — 日常的に使う規格は3つ。IDや履歴書、試験用の1インチ(25 × 35mm)と2インチ(35 × 49mm)で、背景は白・青・赤。COVAポータル経由のビザ申請には、無地の白で33 × 48mm。
- カナダ — 50 × 70mmで、フレーム内の頭は意図的に小さめ(あごから頭頂まで31〜36mm)、無地の白い背景、12か月以内に撮影。
- オーストラリア — 35 × 45mm、頭の大きさはあごから頭頂まで32〜36mm、無地の明るい色の背景、6か月未満。
日本のパスポートの申請写真には、外務省が定める日本独自の規格が適用されます。上記の8種類の規格には日本国内向けのものは含まれていないため、日本のパスポートの場合は、必ず外務省の公式案内で最新の規格をご確認ください。
自宅で規格に合った写真を撮るには
- 昼間の光を使う — 窓の方を向きます。鼻や首に影ができる天井のライトは避けましょう。
- 無地の背景を用意する — 白またはオフホワイトの壁、貼ったシーツ、白いドアなど。壁から1メートル離れると、背景の影が消えます。
- 胸から上でフレーミング — カメラは目の高さに置き、顔全体が見えるようにして、髪の上と両肩に少し余白を残します。
- 無表情で、両目を開ける — レンズをまっすぐ見て、頭を傾けないようにします。
- 細部を確認する — メガネなし、かぶりものなし、普段着、髪は顔から外す。
- ツールでトリミングと背景色変更 — パスポート写真メーカーが背景を削除し、お住まいの国の規格にトリミングを合わせ、位置合わせの間は頭の位置のバンドを表示します。
スマホがあれば、作業全体は5分ほどです。ルールは厳しいものの、スタジオが必要なものはありません。
プリントとデジタルの違い
米国の申請では、写真用紙に印刷した2 × 2インチのプリントか、オンライン更新用のデジタルアップロードのどちらかが認められます。プリントは縁がきれいで、折り目がないことが大切です。枠線ぴったりに切り、画像にクリップやホチキスを通さないでください。デジタルのファイルは、無地の白い背景がしっかり出ていることが必要です。オフホワイトでも印刷には問題ありませんが、オンラインのチェッカーは純白を好みます。迷ったら、新しく撮り直しましょう。5分かけて撮った写真のほうが、窓口で突き返される申請よりずっと安上がりです。
ここまでの内容をインタラクティブに試すなら、パスポート写真メーカーか、汎用の登録不要の背景削除ツールをご利用ください。
